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「浄土の帝」
最近のお気に入り、阿部龍太郎 著です。(^^;ゞ

日本国第一の大天狗(?)と言われる、後白河天皇のお話です。

帝位を継いで、保元の乱・平治の乱が起き、平家全盛の一歩手前まで。

私の大好きな歴史作家・永井路子は、この後白河を買っていないので、私はずっと後白河天皇は、悪い人(もしくはあまり賢くない人)だと思っていました。
ちゃんと自分で確認したわけではないのですが・・・。(^^;ゞ

後白河が帝位に就けたのは、その子、二条天皇を即位させるのに、父親である後白河を即位させなければならなかった。
と、書いてあったのです。
実は、二条天皇は、鳥羽上皇の寵姫・美福門院 得子の子の扱いになっていたのです。

ここらへん、ややこしいです。

白河上皇が、院政をはじめたのは、歴史で習った事があると記憶の片隅にあると思いますが、鳥羽上皇は、白河上皇の孫です。
白河上皇は、幼少の頃より慈しんできた、待賢門院 璋子を、孫(鳥羽上皇)の嫁にするのですが、この璋子、白河上皇のお手つきとの噂。
璋子の腹から生まれてきた崇徳天皇は、鳥羽上皇にとって、「お叔父子」と思われていたのです。
自分の子供と言う事になっているが、本当は叔父だ・・・と。
で、今度は寵姫・美福門院 得子が生んだ、近衛天皇を、白河法皇崩御後、崇徳天皇をだまくらかして、帝位に就けます。

ちなみに、後白河天皇は、待賢門院 璋子と鳥羽上皇のれっきとした子どもです。
ここらへん、不思議な気がしますけど・・・。

とても大雑把に言ってしまえば、鳥羽上皇と、崇徳天皇との間で、起こった争いが、「保元の乱」。
その他にも、いろいろと原因はありますが。そこらへんは、中学校の教科書でも見てください。

内田康夫が書いた「崇徳上皇殺人事件」(だったっけ?)も、これが下敷きにあります。
これは、ドラマでみた覚えもあります。


さてさて。
後白河天皇は、小さな頃から「今様」が好きでした。

そして、帝位に就かれてからは、その「今様」も満足に歌えなかったのですが。

でも、後白河天皇には、ある重要な使命を感じていたのです。

それは・・・「この世を極楽浄土にしたい」と言う事。

そのために、文化・信仰・芸能などにおいて、指導的役割を果たした、とあります。

庶民の「心の王」となるべく、努力し続ける帝王。

崇徳天皇は、父親とされる鳥羽上皇に、これでもか、これでもかという意地悪(?)をされて、ついには悲劇的な最後をとげます。
その崇徳天皇と、鳥羽上皇との板ばさみになり、悩む後白河天皇。

仕える人たちも、自分の保身ばかりで、思うようにならないし。
後白河のイライラも、何となくわかる内容になっています。

最初から、大天狗ではなかったのですね。
それどころか、この本の中では、挫折ばかりの人生でした。

割合、この時代は、書く作家さんがいないので、楽しく読ませていただきました。

さて、次は、何か賞を取ったと言われている、源義経を描いた作品でも読もうかな?
(題名忘れちゃった)
晩年の後白河法皇にも会えるかしら??
本の事 | comments(7) | trackbacks(0)
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コメント
名前は知っていてもこの辺の天皇、色々ややこしくて覚え切れません。保元の乱・平治の乱は知っているんですけどね。
又歴史の教科書読み直します。(笑)
そういわれるとあまりこの時代を扱った小説ってないですよね。
ちょっと私もチェックです。
| KOTA | 2007/07/04 11:05 PM |
最初の五行でもう行ったり来たり
誰が誰の子やら孫やらO(><;)(;><)O
ギブアップです。
ほんと歴史 好きね〜
また後でもう一回トライしてみるわ。
| ひーちゃん | 2007/07/05 5:56 AM |
>KOTAさんへ
実は私もです・・・。
系図を見て、何とな〜くわかる程度かな??
まあ、読み直さなくても、この本を読めば、大体わかりますよ。
一度読んでみてくださいね〜。^^

>ひーちゃんへ
何とか門院がわからなかった?
あれはね、天皇を生んだ女性に贈られるんですよ。
産んだ子ども(男の子)が天皇になると(もちろん父親は天皇か上皇)、何とか門院という院号がもらえるんです。
系図が書けると、わかりやすい(?)んだけどなあ・・・。

もう一回トライしてみて〜!!
私は系図とか眺めるのがそれはそれは大好きで・・・(変?)
| かんが | 2007/07/05 4:18 PM |
こんちはー

『浄土の帝』、なんか変なとこで終わっちゃいますよね。
偶然の繰り返しで帝位につくとこも十分面白いのですが
大天狗の面目躍如ってとこを書いて欲しかった気がします。
| yoshi | 2007/07/09 8:54 PM |
>yoshiさんへ
そうなんですよ。(;^_^A あせあせ
>大天狗の面目躍如
でも、晩年にそんな事を言われるって事は、その素質があったんですよね。
決して馬鹿殿(天皇?)じゃあ、なかったはずですよね。
初々しい、後の大天狗ってところで・・・。(笑)

それにしても、以仁王は、本当にこの後白河天皇の、同母の兄弟なんですかね?
そういう設定になっていませんでしたか?
親王宣下もされなかったのに・・・。不思議。
| かんが | 2007/07/10 8:31 PM |
返事遅れてすいません。

『浄土の帝』の設定・・・
うーーん、以仁王が出てきたかどうかも忘れてしまいました。。。

史実だと、後白河の子供ですよね。
平家と折りが合わなくて親王宣下も受けられず。
安徳天皇の即位に不満爆発⇒挙兵
みたいな感じだったような。

保元・平治のころって、人間ドラマもあったりで面白いのに、
なかなか小説になりませんよね。
あっても源平合戦ものだし。
公卿サイドからの本ももっと読んでみたい気がします。
| yoshi | 2007/07/20 8:31 AM |
>yoshiさんへ
あら?そう言えば、以仁王は、後白河の息子だったわ。
何か勘違いしてたみたい。。。(;^_^A あせあせ
あ!そうだ。後白河が皇位を継がせたい子(僧籍に入れる入れないと騒いでいた)がいて、その子と同母兄弟だったんだった。(ような気がします)

>安徳天皇の即位に不満→挙兵
だいたいそんな感じだったかと。

>公卿サイドからの本も・・・
わかります〜!「信長燃ゆ」は、面白かったですもの!!
保元・平治のころの時代を扱った小説が読みたいですよね。
つい、源平でお茶を濁すのが多いんですが・・・。
あの辺は、源平合戦よりも、絶対公卿の権力争いを主にして書くと、面白くなりそう!
一度大河ドラマでやると、人気がでるのかなあ?(謎)
| かんが | 2007/07/20 5:57 PM |
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